目次
はじめに——四つの封筒と、一枚の地図

うちには、イオン系の会社から年に何度も封筒や箱が届く。イオン九州の分厚い優待券。イオン北海道の薄い優待券。マックスバリュ東海のお米の箱。フジの優待券と、秋の新米。同じ親を持つ会社の株を4社「コンプ」しているからで、第16回から4回かけて、その1社ずつを個別記事で読んできた。
読み終えて分かったのは、同じ親の子でも、四社四様だということだ。優待の厚さは100株・年間で4倍違う。上場維持基準をめぐる開示は3社それぞれで形が違い、フジだけは売る側にいた。利益率も、親の議決権も、上場市場もばらばらだった。
この回は個別記事の続きではない。4本で確かめたことを1枚に並べる横断比較の回である。あわせて、「そもそもイオングループの上場株には何があるのか」の地図と、どの会社の券でも共通する使い勝手(生活術)をここに置く。個別の深掘りは各記事に譲り、本稿は比べることに徹する。
イオングループの上場株の地図

対象の定義と基準日
まず地図の描き方を決める。手順は3段である。第1段: 候補の抽出——イオン(8267)の有価証券報告書・第101期(EDINET)は、グループを「当社(純粋持株会社)及び312社の連結子会社、21社の持分法適用関連会社」(逐語)とし、そのうち有価証券報告書の提出会社として連結子会社14社と、持分法側の3社・1法人を注記している。この18法人+親イオンを候補にした。第2段: 上場の突合——候補の1社ずつを、JPXの東証上場銘柄一覧(2026年7月末版)で「いま上場しているか・どの市場か」の両面から確かめた(札幌証券取引所の重複上場は札証の公式上場会社一覧で確認)。有報に名前があることと、いま株が買えることは別の話だからだ。第3段: 優待の確認——上場が確認できた各社の公式ページを2026年8月26日に見て、優待制度の確認状態を記録した。基準日はこの2つ(JPX一覧=2026年7月末・優待確認=2026-08-26)である。
いま上場している会社
1つの表にまとめる。関係区分ごとに、区分内は証券コード順。確認日はいずれも2026-08-26、出典は表下の凡例で示す。
| 法人名 | コード | 証券種別 | 市場 | 関係区分 | 親の議決権(直接/間接/合計) | 優待制度の確認状態 | 確認日 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| イオン | 8267 | 株式 | プライム | 親会社 | ―(親自身) | 公式で現行確認(オーナーズカード等・第5回) | 2026-08-26 | ②③ |
| イオン九州 | 2653 | 株式 | スタンダード | 連結子会社 | 合計70.18%(内訳は未確認) | 公式で現行確認(第16回で深掘り) | 2026-08-26 | ①②③④ |
| キャンドゥ | 2698 | 株式 | スタンダード | 連結子会社 | ― | 公式に優待案内あり | 2026-08-26 | ②③ |
| U.S.M.H | 3222 | 株式 | スタンダード | 連結子会社 | ― | 公式に優待ページあり | 2026-08-26 | ②③ |
| ツルハHD | 3391 | 株式 | プライム | 連結子会社 | ― | 公式に優待ページあり | 2026-08-26 | ②③ |
| イオンファンタジー | 4343 | 株式 | プライム | 連結子会社 | ― | 公式に優待ページあり | 2026-08-26 | ②③ |
| イオン北海道 | 7512 | 株式 | スタンダード+札証 | 連結子会社 | 直接65.67・間接1.56・合計67.23% | 公式で現行確認(第17回で深掘り) | 2026-08-26 | ①②③④⑦ |
| マックスバリュ東海 | 8198 | 株式 | スタンダード | 連結子会社 | 合計64.55%(内訳は未確認) | 公式で現行確認(第18回で深掘り) | 2026-08-26 | ①②③④ |
| フジ | 8278 | 株式 | プライム | 連結子会社 | 合計51.49%(内訳は未確認) | 公式で現行確認(第19回で深掘り) | 2026-08-26 | ①②③④ |
| イオンフィナンシャルサービス | 8570 | 株式 | プライム | 連結子会社 | ― | 優待制度なし・200株以上にイオンラウンジ会員証 | 2026-08-26 | ②⑤ |
| コックス | 9876 | 株式 | スタンダード | 連結子会社 | ― | 公式に優待ページあり | 2026-08-26 | ②③ |
| ミニストップ | 9946 | 株式 | プライム | 連結子会社 | ― | 公式に優待ページあり | 2026-08-26 | ②③ |
| メディカル一光グループ | 3353 | 株式 | スタンダード | 持分法適用関連会社 | ― | 公式未確認・二次で廃止報道(2015年) | 2026-08-26 | ②⑧ |
| ベルク | 9974 | 株式 | プライム | 持分法適用関連会社 | ― | 公式に優待ページあり | 2026-08-26 | ②③ |
| やまや | 9994 | 株式 | スタンダード | 持分法適用関連会社 | ― | 公式で廃止確認(2025年3月分で終了) | 2026-08-26 | ②⑥ |
| イオンリート投資法人 | 3292 | 投資口 | REIT市場 | 持分法適用関連会社 | ― | 対象外(分配金は優待ではない) | 2026-08-26 | ② |
凡例: ①=各社の支配株主等に関する事項・有報(議決権の一次)/②=JPX東証上場銘柄一覧2026年7月末版(市場・上場の確認)/③=各社公式の株主優待ページ(巻末リンク)/④=本シリーズ個別記事/⑤=イオンフィナンシャルサービス公式FAQ/⑥=やまや公式・優待廃止の案内/⑦=札証公式上場会社一覧/⑧=二次報道(廃止の公式一次は未確認)。
議決権の直接・間接の内訳は、個社開示で内訳まで確認できた北海道のみ記載した(他3社は合計のみ確認)。「―」は本稿で個社の一次開示まで確認していないという意味であり、0%やゼロ関係ではない(連結子会社・持分法の区分自体がイオン有報による)。優待の「あり」の中身には本稿は立ち入らない——深掘りは個別回の仕事である。
再編で消えた上場
この地図は、1年前には描けなかった形をしている。イオンの有報の注記(逐語)によれば、イオンモールが2025年6月27日付、イオンディライトが2025年7月17日付、ウエルシアホールディングスが2025年11月27日付、サンデーが2026年4月1日付で、それぞれ上場廃止となった。さらに有報の後、ジーフットが2026年6月23日付で上場廃止となっている(完全子会社化に伴うもので、同社の株主優待も廃止された)。一方で2026年1月にはツルハホールディングスが子会社に加わった(有報沿革・逐語)。
つまりこの地図は生きて動いている。買える株のリストとしては、日付とセットでしか意味を持たない——本稿の基準日は上記のとおりである。
優待の四社四様

比較の条件
ここからが本題の横断比較である。対象は、共通の型の「株主様ご優待券」(100円券)を発行する4社——イオン九州・イオン北海道・マックスバリュ東海・フジ。以下の表は、100株・年間・共通型の紙の優待券を選んだ場合の比較で、2026-08-26に各社の優待ページで確認した(フジのBコース3,000円相当や東海の商品コースを含めた「制度全体の順位」ではない)。
| 項目 | 九州 | 北海道 | 東海 | フジ |
|---|---|---|---|---|
| 権利確定 | 年2回(2・8月末) | 年1回(2月末) | 年1回(2月末) | 年1回(2月末) |
| 100株・年間の券額面 | 10,000円相当 | 2,500円分 | 5,000円分 | 6,000円分(A選択時) |
| 選択制 | なし | なし | あり(お米などのコースか優待券) | あり(優待券・ポイント・特産品) |
| イオンラウンジ | 100株 | 500株 | 100株 | ページに記載なし |
| 長期優待 | ページに記載なし | 500株以上・3年超(ギフトカード) | ページに記載なし | 300株以上・1年以上(新米) |
(表の確認日はいずれも2026-08-26)「ページに記載なし」は、廃止や非実施の確定ではない——取得日時点の公式ページに記載が見当たらなかった、という事実である。
眺めて分かること
券の額面は九州が突出し、北海道はその4分の1。回数も九州だけ年2回。ところが選択制は東海とフジにしかなく、お米や特産品という「券以外」の楽しみはこの2社にある。ラウンジの敷居は北海道だけ500株と高い。長期優待は北海道が金券、フジが新米と、方向が違う。
なぜこう違うのかを、本稿は説明しない。各社の開示に説明がないからだ。個別記事で確かめたのは、この差が「事実として存在し、近年の制度変更でも埋まらなかった」ことまでである——北海道が2023年に優待を増額したときも、100株の帯は開示の逐語で「変更ありません」だった(第17回)。
上場維持基準をめぐる三社の開示——九州・北海道・東海

4社のうち3社は、東証スタンダード市場の上場維持基準「流通株式比率25%以上」を満たしていない時期があった。親が6〜7割を握る上場子会社の、構造的な宿題である。3社の開示を時系列で並べる。それぞれ別々の開示であり、因果で束ねる言葉はどの開示にもない。
九州——優待変更と売出が、2年の時系列に並ぶ
2024年7月23日に優待の年2回化(目的は「中長期的に当社株式を保有していただくこと」「投資魅力をさらに高めるため」の逐語)。2025年11月に事業法人等8社による180万株の売出(こちらは流通株式比率の「基準達成を目指すための取り組み」と明記)。2026年3月25日に適合を開示。詳細は第16回。
北海道——同じ日に、2つの開示が出た
2023年1月20日、優待の増額・長期優待の導入(「お客さま株主」目的の逐語・100株帯は据え置き)と、イオン・北洋銀行・北海道銀行など5者による1,610万株の売出(「基準達成を目指す」の逐語)が同日に開示された。その後の適合を確認する開示は、本稿では確認していない。詳細は第17回。
東海——親から買って、消した
2021年12月に自己株式の公開買付けを決議し、親イオンが450万株の応募意向。2022年1月に取得を終え、2022年2月に450万株(発行済の12.34%)を消却した——理由は「流通株式比率の向上を図るべく」(逐語)。2023年5月30日に適合を開示。市場に新しい株は出ていない。詳細は第18回。
フジは、売出人の側にいた
フジは唯一のプライム上場で、この3社の並びには入らない。代わりに、九州の売出の売出人リストに登場する——保有していたイオン九州株525,300株の全部を「資産の効率化及び財務体質の強化」(逐語)を理由に売却した。同じグループの中で、基準を満たしにいく側と、持ち株を手放す側が、1つの売出ですれ違っている。詳細は第19回。
数字で並べる——利益率と議決権

営業収益営業利益率の4社表
2026年2月期を、営業収益分母でそろえて計算した(筆者計算。原数値は各社の決算短信——イオン九州・イオン北海道・マックスバリュ東海・フジ。北海道は非連結のため営業収益を売上高+営業収入で構成)。
| 社 | 営業収益 | 営業利益 | 利益率 | 親の議決権 | 市場 |
|---|---|---|---|---|---|
| マックスバリュ東海 | 3,849億円 | 135.6億円 | 3.52% | 64.55% | スタンダード |
| イオン北海道 | 4,043億円 | 83.3億円 | 2.06% | 67.23% | スタンダード |
| イオン九州 | 5,471億円 | 107.5億円 | 1.96% | 70.18% | スタンダード |
| フジ | 8,142億円 | 112.2億円 | 1.38% | 51.49% | プライム |
規模が最も小さい東海の利益率が最も高く、規模が最も大きいフジが最も薄い。優待が最も厚い九州は、親の議決権も最も厚い。表のどの列を並べ替えても順位が入れ替わる——四社四様とは、そういう意味である。順位の背景を本稿は推測しない。各列の深掘りは個別記事にある。
親イオンという参照枠
親のイオン(8267)はこの表に入れない。純粋持株会社であり、地域小売4社と営業収益の意味が違うからだ。親の側から見たグループの構造——スーパーが赤字でもモールと金融が支える「躯体」の話——は第5回で読んだ。4社の株主にとっての親は、比較対象ではなく、優待券が使える売場の網と、次に述べるオーナーズカードの発行元である。
優待券の使い勝手

券の仕様と使い方
4社の「株主様ご優待券」は、どれも100円券で、1回のお買上げ1,000円(税込)ごとに1枚使える——この基本は4社共通である(各社ページの逐語で確認)。使い切れば実質10%オフ。レジで合計金額を千円単位に切り下げて1,000で割れば、出す枚数になる。セルフレジやスマホ決済のレジでは自分で読み取れないので、店員さんを呼んで渡す。
一方で、細部は社ごとに違う。有効期限は北海道が「発行後1年間」、東海とフジは「翌年6月30日まで」、九州はページに記載がない。支払方法や他の割引との併用は、北海道が「すべてのお支払方法で利用可・他のクーポン・割引券との併用も可能」と明記する一方、他社のページには明示がない。除外品目(酒・たばこ・切手・テナントなど)の書き方も社ごとに差がある。券は同じ顔をしているが、約款は1枚ずつ読む必要がある——本稿の確認日は2026-08-26で、最新の条件は各社ページで確かめてほしい。
相互利用の網
この券の最大の特徴は、発行した会社の店でなくても使えることだ。4社の優待ページはいずれも、全国のイオン・マックスバリュ・ザ・ビッグ・まいばすけっと・ダイエー・マルナカ・フジなど、グループ各社の直営売場を利用先に挙げる(利用先リストの社名は再編で変わる——たとえばマックスバリュ関東は2026年3月1日付でイオンフードスタイルへ商号変更している。確認日: 2026-08-26)。九州の株主が北海道のイオンで券を使える。北の薄い封筒と南の厚い封筒は、同じ財布に入る。
オーナーズカードとの併用
親イオン(8267)の株主にはオーナーズカードがある。保有株数に応じて100株以上=3%……ではなく、100株以上=1%・300株以上=3%・9,000株以上=7%の返金率で、半年ごとの買物額に対してキャッシュバックされる制度だ(第5回・一次)。優待券とオーナーズカードは併用できる売場が多く、うちの場合——3%の区分であることは第16回で書いた——券の使える会計では、生活実感として実質13%前後のオフになる。これは筆者のケースの話で、100株なら1%、率はご自身の区分で読み替えてほしい。
コンプという持ち方
うちが4社の株を持つのは、分散投資のためではない。1社から届く券では、うちの買物量に足りないからだ。必要な券の総量から逆算して、同じ網で使える券の発行元を順に揃えた——意図的な集中である。この持ち方は、券の相互利用網という仕組みの上で初めて成立する。そして忘れてはいけないのは、優待には配当方針のような会社の約束がないことだ。やまやの廃止(2025年)もジーフットの廃止(2026年・上場廃止に伴う)も、この地図の中で現に起きた。券がある暮らしは、続く保証のない暮らしでもある。
比較表の読み方と、個別記事への導線

この回は、答えを出さないまま終わる。どの株を選ぶかに答えるのは本稿の仕事ではないからだ。代わりに、表の読み方だけ置いておく。
優待の表は「100株・共通型の券」という一つの条件で切った断面であり、選択制や長期優待まで含めれば別の断面になる。利益率の表は2026年2月期という一時点の断面で、来期には動く——フジは営業利益+51.5%の会社予想を出しており、その答え合わせは第19回で予告した。上場維持基準の章は、開示日・取引の形・適合確認の有無が3社それぞれで違う、という時系列の並びとして読む。そして地図は、1年で5社が消えた変化の速さごと眺めるものだ。
深掘りは5本の個別記事にある。親の構造は第5回、厚い封筒の九州は第16回、薄い封筒の北海道は第17回、お米とヤオハンの東海は第18回、統合途上のフジは第19回。四つの封筒は今年も届く。届くたびに、この地図に戻って現在地を確かめる——そのための1枚である。
※本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
FAQ——イオングループの優待株を6問で確認
どの会社の株で、共通の優待券がもらえるか。
イオン九州(2653)・イオン北海道(7512)・マックスバリュ東海(8198)・フジ(8278)の4社が、相互利用できる型の「株主様ご優待券」(100円券)を発行している(東海とフジは券以外のコースも選べる選択制)。100株・年間の券額面は九州10,000円相当・フジ6,000円分・東海5,000円分・北海道2,500円分。
優待券はどこで使えるか。
発行4社の店に限らず、全国のイオン・マックスバリュ・ザ・ビッグ・まいばすけっと・ダイエー・マルナカ・フジなどグループ各社の直営売場で使える。4社共通と確認できたのは「100円券・1回のお買上げ1,000円(税込)ごとに1枚」まで。有効期限・併用条件・テナントや除外品目の扱いは社ごとに書き方が違うため、お手元の券の発行会社の優待ページで確認したい。
4社の違いを一覧で知りたい。
本文の2つの表にまとめた。優待は、回数は九州のみ年2回、額面は最大4倍差、選択制は東海とフジ、ラウンジの必要株数は公式ページで確認できた範囲で九州・東海100株に対し北海道500株(フジはページに記載なし)、長期優待の記載は北海道とフジのページにある(九州・東海はページに記載なし)——という四社四様。数字は「利益率は東海が最高でフジが最薄・議決権は九州が最厚でフジが最薄・市場はフジのみプライム」と、どの列でも順位が入れ替わる。
イオン本体(8267)と地域4社は、優待と事業構造がどう違うか。
本体の優待はオーナーズカード(保有株数に応じ買物額の1%・3%・7%を返金)で、地域4社の優待券(金額固定の100円券)とは仕組みが違う。事業も、本体は純粋持株会社としてモール・金融・小売を束ねる側、地域4社はスーパーの現場を持つ側である。両方を持つと、対象の売場では券と返金を併用できる場合があるが(適用範囲は売場・取引による)、制度の性格は別物として読む必要がある。
ウエルシアやイオンモールの株はもう買えないのか。
買えない。イオンの有価証券報告書の注記によれば、イオンモールは2025年6月27日付、イオンディライトは2025年7月17日付、ウエルシアホールディングスは2025年11月27日付、サンデーは2026年4月1日付で上場廃止となった。その後ジーフットも2026年6月23日付で上場廃止となっている。
有価証券報告書の「提出会社」と上場会社は同じですか。
違う。有価証券報告書は非上場でも提出義務を負う場合があり、イオンの有報が挙げる提出会社14社には、上場廃止後の会社や非上場の会社(オリジン東秀など)も含まれる。本稿の地図は、提出会社リストを出発点に、JPXの上場銘柄一覧(2026年7月末版)で「いま上場していること」を1社ずつ確かめて描いた。
日本株シリーズ(連載中)
筆者が実際に保有する日本の個別銘柄を、1社ずつ同じフレームで読み解くシリーズです。1階(収益基盤)・2階(成長エンジン)・3階(将来オプション)の3層で構造を分析し、決算のたびに答え合わせを重ねていきます。
- 第1回|7412|アトム|コロワイドグループという建物
- 第2回|7616|コロワイド|増築の設計図
- 第3回|7421|カッパ・クリエイト|店を出す以外の稼ぎ方
- 第4回|2705|大戸屋ホールディングス|定食屋の卸売
- 第5回|8267|イオン|スーパーが赤字でも揺るがない理由
- 第6回|3197|すかいらーくホールディングス|床を借りて、名前を買う会社
- 第7回|7185|ヒロセ通商|予想を出さず、毎月の実績を出す会社
- 第8回|2702|日本マクドナルドHD|FC比率を設計する会社
- 第9回|4755|楽天グループ|一度離れた経済圏に、回線で戻って読む利益の三層
- 第10回|7550|ゼンショー|すき家より寿司で稼ぐ構造
- 第11回|9832|オートバックスセブン|店の外でコンシューマが黒字転換
- 第12回|3397|トリドールHD|報告セグメントは3つ、階は2つ
- 第13回|2928|RIZAPグループ|増益はRIZAP本体の外から来た
- 第14回|9887|松屋フーズHD|86億円は全部1階の床に入った
- 第15回|3048|ビックカメラ|店頭を見に行かなくても伸びる数字
- 第16回|2653|イオン九州|優待年2回化と、同じ2年間に並んだ事実
- 第17回|7512|イオン北海道|同じ優待券なのに、北の封筒は九州の4分の1
- 第18回|8198|マックスバリュ東海|創業者が『おしん』のモデルと言われた会社の、いまの数字
- 第19回|8278|フジ|3つの看板を、一枚の床に——統合途上の答え合わせ
- 第20回|横断比較|イオングループ
米国株シリーズ(連載中)
筆者が保有または注視している米国個別株を、1社ずつ同じフレームで読み解くシリーズです。1階(収益基盤)・2階(成長エンジン)・3階(将来オプション)の3層で構造を分析し、決算のたびに答え合わせを重ねていきます。
- 第1回|LLY|イーライリリー|3階建てで読むGLP-1事業
- 第2回|AVGO|Broadcom|AIインフラの「黒幕」3層構造
- 第3回|NVDA|NVIDIA|GPU屋からAI基幹インフラへ
- 第4回|TSLA|Tesla|FSD・Optimus・エネルギー
- 第5回|GOOGL|Alphabet|広告・クラウド・Waymo
- 第6回|UBER|Uber|配車・広告・自動運転
- 第7回|NFLX|Netflix|広告・ゲーム・ライブ
- 第8回|AMZN|Amazon|EC・AWS・衛星の3階建て
- 第9回|AAPL|Apple|地層沈降モデル
- 第10回|SPCX|SpaceX|Starship・Starlink・AIの3階建て
あわせて読みたい
- イオン(8267)はなぜ、スーパーが赤字でも揺るがないのか〖3階建て日本株シリーズ第5回本編〗(親の躯体。オーナーズカードの制度もここ)
- イオン九州(2653)優待年2回化と、同じ2年間に並んだ事実|1〜3階で読む2026年2月期本決算〖日本株シリーズ第16回〗(4社で最も厚い封筒の会社)
- 第17回(イオン北海道)/第18回(マックスバリュ東海)/第19回(フジ)
参考リンク
- イオン 有価証券報告書・第101期(EDINET)(2026-05提出)
- 東証上場銘柄一覧(JPX)(2026年7月末版で突合)
- イオン九州 株主優待/イオン北海道 株主優待/マックスバリュ東海 株主優待/フジ 株主優待(いずれも2026-08-26確認)
- ミニストップ 株主優待/イオンファンタジー 株主優待/ツルハHD 株主優待/U.S.M.H 株主優待/コックス 株主さまご優待/ベルク 株主優待(2026-08-26確認)
- やまや 株主優待(廃止のご案内)(2025年3月分で廃止)
- 第16〜19回の一次資料は各記事の参考リンクを参照