2025年の配当金はいくらだった?17銘柄の実績と利回りを全公開

ノートパソコンで配当金のポートフォリオを確認している様子。電卓とコーヒーカップがある投資管理のイメージ

2025年 配当金 総決算として、今年も残すところあとわずかとなりました。皆さん、2025年の投資成績はいかがでしたか?

以前の記事では「毎月のキャッシュフローを重視しつつ、将来の成長も取りに行く」という、欲張りな二刀流戦略についてお話ししました。日々の仕事に追われる中で、チャリンと入金される配当金や、忘れた頃に届く株主優待は、砂漠のオアシスのような存在ですよね。

今回はその「その後」の報告です。実際に口座に着金した「税引後」のリアルな数字をすべて洗い出し、今の株価で評価した際の「配当コスパ」を徹底検証してみました。数字を並べてみると、自分のポートフォリオの愛すべき点と、少し手直しが必要な点が見えてきました。

2025年 配当金 総決算|受取配当金&銘柄別コスパ診断

まずは、今年1年で受け取った配当金の実績を見ていきましょう。日本株は「優待+配当」、米国株は「成長+配当」という役割分担ですが、実際の利回りはどうなっているのでしょうか。

※時価評価額は2025年12月時点の概算値、配当利回りは「税引後受取額 ÷ 時価評価額」で算出した実質利回りです。

松屋フーズホールディングス (9887)<執筆時からアドレス変更済み>

  • 保有数量:100株
  • 受取配当額:957円
  • 想定時価評価額:約620,000円
  • 実質配当利回り:0.15%
配当金総決算|松屋フーズホールディングスの株主優待券お食事券

まずは松屋フーズ。実質利回り0.15%という数字だけ見ると「えっ?」と思ってしまう低さです。しかし、ここの真価は配当金ではなく「株主優待(お食事券)」にあります。普段のランチ代を浮かせられる生活防衛銘柄としての役割がメインなので、現金の利回りが低くても許せてしまうのが不思議なところ。配当コスパは低いですが、生活満足度コスパは「高」です。

ゼンショーホールディングス (7550)

  • 保有数量:500株
  • 受取配当額:13,945円
  • 想定時価評価額:約4,500,000円
  • 実質配当利回り:0.31%
ゼンショーホールディングスの株主優待券と牛丼

すき家などを展開するゼンショー。500株保有ということで、それなりの資産額になっていますが、配当利回りは0.3%台とかなり控えめです。ただ、ここも株価自体の上昇益(キャピタルゲイン)と優待が強力。現金収入としての効率は悪いものの、含み益のバッファとしての安心感が絶大です。まさに「持っているだけで強い」銘柄ですね。

オートバックスセブン (9832)

  • 保有数量:1,000株
  • 受取配当額:23,906円
  • 想定時価評価額:約1,650,000円
  • 実質配当利回り:1.45%
オートバックスセブンの株主優待カードを車の中で持っている様子

今年の国内株MVP候補がこちら。1,000株保有で受取額が約2.4万円。実質利回りも1.45%と、税引後としてはまずまずの水準をキープしています。さらにカー用品の優待も加味すれば、車を保有する世帯にとっては最強クラスのコスパを誇ります。配当という「現金」の貢献度が比較的高い、頼れる存在です。

ビックカメラ (3048)

  • 保有数量:100株
  • 受取配当額:1,833円
  • 想定時価評価額:約175,000円
  • 実質配当利回り:1.05%
配当金総決算|ビックカメラの株主優待券を持っている様子

こちらも定番の優待銘柄。配当だけで約1%の利回りを確保しつつ、長期保有特典などの優待券が魅力的です。家電や日用品の買い替え時に「あってよかった」と思える銘柄。投資金額もお手頃で、配当と優待のバランスが良い「優等生」と言えるでしょう。

イオン九州 (2653) / フジ (8278<執筆時からアドレス変更済み>) / イオン (8267)

イオングループ 3兄弟

  • イオン九州:100株 / 配当1,594円 / 利回り約0.42%
  • フジ:100株 / 配当1,196円 / 利回り約0.55%
  • イオン:100株 / 配当1,594円 / 利回り約0.40%
配当金総決算|イオンオーナーズカードとイオン株主優待券を持っている様子

この3銘柄はセットで語らせてください。正直、配当利回りだけを見れば0.5%前後と、決して高くはありません。銀行金利よりはマシですが、高配当投資とは呼べない水準です。

しかし、これらは「オーナーズカード」や各社の割引券による「日々の買い物におけるキャッシュバック」が本丸です。生活費の支出を減らす効果を利回りに換算すれば、数%〜10%近くに跳ね上がる家庭も多いはず。配当はおまけ、生活密着型の「実益」重視銘柄です。

アップル (AAPL)

  • 保有数量:80株
  • 年間受取配当額:8,854円(年4回合計)
  • 想定時価評価額:約2,900,000円(1ドル150円換算)
  • 実質配当利回り:0.30%
配当金総決算|Apple株のチャート画面が表示されたPCとスマートフォン

ここからは米国株です。まずはアップル。年4回、きっちり振り込まれますが、利回りは0.3%と雀の涙。しかし、株価の安定感と成長力はさすがの一言です。配当はあくまで「お小遣い」程度に考え、資産全体の土台を支える役割を担っています。

エヌビディア (NVDA)

  • 保有数量:800株
  • 年間受取配当額:2,520円(年3回分計上)
  • 想定時価評価額:約18,000,000円(!?)
  • 実質配当利回り:0.01%
配当金総決算|NVIDIAのロゴとゲーミングPCセットアップ

そして問題の(?)エヌビディアです。800株という保有数に対し、配当は年間でランチ2回分程度。利回りに至っては0.01%という、誤差のような数字です。

しかし、含み益がとんでもないことになっています。まさに「配当なんてどうでもいいから成長してくれ」というテック株の真骨頂。配当コスパで語るのは野暮というものですが、キャッシュフローという意味では全く貢献していません(笑)。

来年度(2026年)に向けた投資戦略

配当金総決算|来年度の投資戦略を書いたノートと優待株の計画

こうして洗い出してみると、私のポートフォリオは「生活を豊かにする日本株」と「資産を増やす米国株」ではっきりと役割が分かれていることが再確認できました。

2025年 配当金 総決算を完了し、これを踏まえ、来年に向けた具体的なアクションプランをまとめます。

1. 優待銘柄は「ガチホ」継続

松屋、ゼンショー、イオン系などの国内株については、配当利回りが低くても売却しません。これらは「楽しみ」や「生活防衛」の役割を担っており、家族や自分への還元度が高いためです。株価が多少下がっても、優待が続く限りはホールドし続ける、心の安定剤として機能してもらいます。

2. テック株の一部利益確定(現金化)

ここが最大の悩みどころであり、決断ポイントです。エヌビディアやアップルの含み益が十分に育っています。老後の資金としては頼もしいですが、今の生活を豊かにするため、あるいは暴落時の買い増し資金を作るために、一部を売却して現金化(リアライズ)します。

「利食い千人力」と言いますが、やはり現金の安心感は別格です。ただし、ここで立ちはだかるのが「売却益への約20%の税金」。せっかく増えた資産から2割も引かれるのは、何度経験しても悲しいものです…。

3. 「損出し」による節税対策

そこで重要になるのが、含み損が出ている銘柄の売却、いわゆる「損出し」です。今回リストアップした中にはありませんが、ポートフォリオの隅っこで密かにマイナスになっている銘柄たちを、利益確定とセットで売却します。

これにより、利益と損失を相殺し、支払う税金を圧縮します。テック株で得た大きな利益を少しでも多く手元に残すため、年末に向けてこのパズルをうまく組み合わせるのが、最後のひと仕事になりそうです。


皆さんの2025年の投資はいかがでしたか?
配当金という「不労所得」は、金額の多寡にかかわらず、働かずに得たお金としての重みがありますよね。来年も、優待で美味しいご飯を食べつつ、テック株の成長にハラハラドキドキする、そんな投資ライフを楽しんでいきましょう!


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