トランクルームを借りたら新築一戸建てを買う羽目になった話|3年間の軌跡とコスト比較

トランクルームから新築一戸建て購入に至った経緯

トランクルームに預けたいほどキャンプ用品であふれた部屋

自宅が手狭になった。理由は明白で、キャンプ用品が増えすぎたのだ。

📌 この記事でわかること

  • トランクルーム月1.5万円→アパート月5万円→新築セカンドハウス購入までの3年間のリアルな経緯
  • 築30年の別荘より新築一戸建てが安くて設備も最新という逆転現象
  • セカンドハウスローンでフルローンを組めた実体験
  • 購入後に判明した活用法:リモートワーク拠点、家族一人一部屋、将来の移住先

テントにタープにシュラフ、焚き火台、クッカー類。キャンプ沼にハマった人間なら分かると思うが、一度ハマると「もっといいギアが欲しい」という欲望は際限なく膨張する。しかも私の場合、キャンプ好きに加えてガジェット好きという厄介な属性が重なっている。ポータブル電源、ソーラーパネル、プロジェクター、アクションカメラ……。「キャンプで使える」という免罪符がつくと、あらゆるガジェットが正当な購入理由を獲得してしまう。

結果、都内の自宅はキャンプ用品とガジェットに侵食され、人間の居住スペースが圧迫される事態に。家族からの「また増えたの?」「どこに置くの?」は、もはや質問ではなく警告だ。

この問題を解決するために、トランクルームを借りた。それが3年前の話。まさかそこから「新築一戸建て購入」というゴールにたどり着くとは、当時の自分は夢にも思っていなかった。

この記事では、トランクルーム → アパート → 別荘物件探し → 新築一戸建て購入という、我ながら迷走としか言いようのない3年間の軌跡をお伝えしたい。

フェーズ1:トランクルームを月1.5万円で借りる

トランクルーム「ストレージ王」との出会いのイメージ図

ストレージ王との出会い

まず最初に取った手段は、トランクルームだ。都内某所にある「ストレージ王」で、月額1.5万円のスペースを契約した。

キャンプ用品は基本的にかさばるし、出し入れの頻度もそこそこ高い。「車で横付けして、サッと積み下ろしできること」は絶対条件だった。ストレージ王を選んだのは、スペースの広さと車でのアクセスの良さが決め手だ。

Amazonの棚3本体制

契約後、まずやったのが内部の整理だ。Amazonでスチールラックを3本購入し、トランクルーム内に設置。キャンプ用品をカテゴリごとに分けて収納した。

  • 棚1本目:テント・タープ・シュラフ類(大物系)
  • 棚2本目:クッカー・焚き火台・ランタン類(調理・照明系)
  • 棚3本目:ガジェット・電子機器・細かいギア類(テック系)

棚に整然と並んだキャンプ用品を眺めると、秘密基地感があってテンションが上がる。トランクルームなのに、週末にわざわざ見に行くこともあった。完全に変態である。

1年持たなかった

しかし、この美しい秩序は長くは続かなかった。

契約から1年も経たないうちに、トランクルームはパンパンに溢れかえる状態に。棚の上も棚の間も隙間という隙間がギアで埋まり、新しいものを入れるには古いものを一時的に外に出さなければならないという、もはやパズルゲームの様相を呈してきた。

原因は明白で、「トランクルームがあるから買っても大丈夫」という心理が働いてしまったのだ。パーキンソンの法則のストレージ版とでも言おうか。「収納は、与えられたスペースを満たすまで膨張する。」

月1.5万円。年間18万円。それなりの出費だ。しかもスペースはもう限界。追加でもう1室借りるか?いや、それだと月3万円で年間36万円。さすがにトランクルームに年間36万円は冷静に考えておかしい。

ここで、ふと思いついた。

フェーズ2:富士吉田にアパートを月5万円で借りる──キャンプ拠点化

安いアパートを借りる代替案を検討するイメージ図

「待てよ?安いアパート借りればよくない?」

トランクルームに月1.5万円課金するくらいなら、安いアパートを1室借りた方がいいんじゃないか。しかも──キャンプ地の近くに借りれば、そこを拠点にキャンプに行けるじゃないか。

トランクルームはあくまで「荷物置き場」だが、アパートなら「拠点」になる。荷物を保管しつつ、週末はそこに泊まってキャンプに出かける。トランクルーム兼別荘。一石二鳥どころの話ではない。

なぜ富士吉田だったのか

キャンプ地へのアクセスを最優先に考えた結果、選んだのは山梨県富士吉田市。選んだ理由は複数ある。

1. キャンプ場へのアクセスが抜群

富士五湖周辺には有名キャンプ場がひしめいている。中でも、キャンプの聖地ふもとっぱらに行きやすいのが最高のロケーション。途中でフォレストモールのマックスバリュにも寄れる。

2. 高速を降りたらすぐ

中央自動車道の河口湖ICを降りれば、市街地はすぐ目の前。都内からも渋滞さえなければ1時間半〜2時間程度。「ちょっと行ってくる」が成立する距離感だ。

3. 国道139号沿いの充実したインフラ

国道139号沿いには、大手チェーン店が軒並み揃っている。スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、飲食チェーン。コンビニもいたるところにある。地方にありがちな「買い物は車で30分」という不便さが、富士吉田にはない。さらに、綿半の寿司やサンクルーのパンが非常にうまいのも気に入った。

4. そして何より、富士山

富士吉田から見る富士山は、圧倒的な近さと迫力で眼前に迫ってくる。毎朝カーテンを開けると、そこに富士山がある。この贅沢さは、実際に住んでみないと分からない。

トランクルーム兼別荘の1年間

かくして、富士吉田のアパートを「トランクルーム兼別荘」として運用する生活が始まった。

平日は都内で仕事。金曜の夜か土曜の朝に富士吉田へ向かい、キャンプに行ったり、アパートでのんびりしたり。キャンプ用品はアパートに常備してあるから、都内から手ぶらで行ける。これは革命的だった。

朝は富士山を眺めながらコーヒーを飲む。昼はキャンプ場で焚き火。夜は温泉に浸かって、アパートに戻って寝る。控えめに言って最高だった。都内のマンションのベランダでテントを干す必要がなくなったのは、家族からも好評だった。

富士吉田の落とし穴──冬の水道管凍結

ただし、富士吉田にはひとつ大きな落とし穴があった。冬季の水道管凍結だ。

富士吉田市の標高は約750m。冬の冷え込みは都内とは比べものにならない。気温がマイナスになる日が続くと、水道管が凍結するリスクがある。常時住んでいれば日常的に水を使うから問題ないが、こちらは週末だけ来るスタイル。平日は不在で暖房もつけていないから、凍結リスクが跳ね上がる。

凍結対策として、不在時には水抜き栓を閉めて蛇口を開放しておく必要がある。帰る時には水抜き、来た時には水を通す。この手間が地味に面倒で、うっかり忘れると破裂のリスクもある。これは実際に住んでみないと気づかないデメリットだった。

最大の収穫──郊外ライフは楽しい

デメリットはあったものの、富士吉田での1年間で得られた最大の収穫は、郊外ライフは楽しいという発見だった。

大手外食チェーンは選び放題。ホームセンターや大型スーパーも近くて行きやすい。そして何より、車の出し入れがとにかくラクだ。「ちょっとそのへんまで」が、何のストレスもなくすぐにできる。

都内だとこうはいかない。一方通行やら、スクールゾーンやら、時間帯による通行規制やら、いたるところに制約があって窮屈すぎる。富士吉田に通うようになって初めて、都内の車生活がいかに不自由だったかを思い知らされた。それまでは、それが「普通」だと思っていたのだから、比較対象ができて初めて気づくものだ。

この「郊外っていいな」という原体験が、後の新築一戸建て購入、そしてセカンドハウスから将来の移住計画へへと繋がる大きな転換点になった。

そして1年が経つ頃、また例のアレが顔を出した。

フェーズ3:別荘物件を探して挫折──築30年で高額、しかも熊が出る

購入という選択肢に気づいた瞬間のイメージ図

「待てよ?買ったらもっといろいろできるんじゃない?」

またこのパターンだ。トランクルームの時も「待てよ?」で始まり、アパートを借りる羽目になった。今度は「買ったら」ときた。自分のこの「待てよ?」は、財布にとって相当危険な合図であることに、そろそろ気づくべきだった。

しかし、冷静に考えれば「買う」にも一理ある。

  • 焚き火がしたい:アパートの駐車場で焚き火はできない。自分の庭があれば、いつでも焚き火ができる。
  • 洗車がしたい:都内の自宅はマンションで、洗車環境が極めて悪い。自宅に水栓があれば、好きな時に洗車できる。
  • ランニングコストの最適化:アパートの家賃月5万円、年間60万円を払い続けるより、ローンを組んで購入した方が、長期的にはコスパが良い可能性がある。

こうして、別荘物件探しが始まった。

別荘物件のリアル

富士五湖周辺の別荘物件をいくつも見て回った。が、ここで現実の壁にぶつかる。

とにかく古いのに高い。

築30年、40年は当たり前。中には築50年なんてものもある。木造の別荘は、長年使われていないと傷みが激しい。湿気によるカビ、虫食い、水回りの老朽化……。見学するたびに「これ、住めるの?」という物件に、1000万、2000万の値札がついている。

トイレはウォシュレットなし、風呂は追い焚きなし、給湯器は交換必須。リフォーム費用を含めると、結局かなりの金額になる。

1軒の候補、そして膠着

それでも粘り強く探した結果、1軒の別荘物件に絞り込んだ。立地、広さ、価格のバランスが比較的良かった物件だ。

交渉を始めたのだが、売主が忙しいらしく、とにかく返事が遅い。仲介業者を通じてやり取りするものの、テンポが合わず、ズルズルと時間だけが過ぎていった。

加えて気になったのが、熊の目撃情報だ。その別荘地では頻繁に目撃情報が上がっており、「庭で焚き火」どころか「庭に出るのも怖い」という状況になりかねない。家族を連れていくことを考えると、これはかなりのリスクだ。

交渉は進まない。熊は出る。どうしたものか。

フェーズ4:セカンドハウスとして新築一戸建てを購入──別荘より安い逆転現象

見つけた新築物件のイメージ図

見つけてしまった新築物件

別荘物件との交渉が膠着している最中、たまたまネットで不動産情報を眺めていた時のことだ。大手ハウスメーカーの新築一戸建て物件が目に飛び込んできた。

場所は高速インターから降りてすぐの某所。いわゆる分譲住宅だ。

価格を見て、二度見した。別荘物件とほとんど変わらない。いや、むしろ安いくらいだ。

理由はシンプルで、別荘地は「ブランド」と「環境」に値段がついている。一方、一般的な住宅地の新築物件は、純粋に建物と土地の価格だけで構成されている。結果として、設備では圧倒的に新築が上回るのに、価格は同等かそれ以下という逆転現象が起こる。

新築物件の破壊的メリット

実際に見学に行って、もう別荘と比較にならないと確信した。

項目別荘物件(築30年超)新築一戸建て
トイレ1つ、ウォシュレットなし2つ、ウォシュレット標準装備
バスルーム追い焚きなし、給湯器要交換ユニットバス、ボタンひとつで湯張り
キッチン老朽化、要リフォームシステムキッチン、最新設備
断熱・気密性低い(冬は極寒)高断熱仕様
耐震性旧耐震基準(下手したらそれ未満)最新の耐震基準
メンテナンス入居前から必要当面不要
広さ延床60平米クラス延床100平米クラス
価格そこそこ高い意外と安い

特にトイレが2つあるのは、ファミリーにとって決定的なアドバンテージだ。朝の時間帯に1つしかトイレがない家は、それだけで家庭内紛争のリスクを抱える。ウォシュレットについては、もはや令和の日本において「ないのが信じられない」レベルの必須設備であり、議論の余地はない。

ユニットバスも素晴らしい。ボタンを押せば設定温度で自動的に湯張りしてくれる。別荘で「お湯が出ない」「追い焚きできない」と格闘するのとは天と地の差がある。キャンプで散々ワイルドに過ごした後こそ、文明の利器に全力で甘えたい。

最初からこっちにしておけばよかった。心からそう思った。

急遽の方針転換

決断は早かった。別荘物件の交渉はお断りし、新築物件の購入に方針転換。幸いなことに、セカンドハウスローンでフルローンを組むことができた。セカンドハウスローンは通常の住宅ローンより審査が厳しいと聞いていたが、無事に通ったのは大きかった。

場所は別荘地のような「自然の中のリゾート」ではない。「リゾート地の住宅地」だ。しかし、そもそも私の目的は「リゾート気分を味わうこと」ではなく、以下の3つだった。

  1. 荷物を置くスペースの確保
  2. キャンプの拠点
  3. 焚き火と洗車ができる環境

新築一戸建てはこの3つに完璧に応えてくれる。庭があるから焚き火も洗車もできる。部屋数も十分。高速インターからすぐだから、キャンプ地へのアクセスも問題ない。

そして何より、築30年の別荘より安いのに、設備は全部最新。この事実の前では、「別荘地のブランド」など霞んで見える。

フェーズ5:新築セカンドハウスの暮らし──リモートワーク・焚き火・家族の空間

キャンプ道具の収納聖地としての一戸建てのイメージ図

キャンプ道具の聖地

新築一戸建てを購入して最初にやったことは、キャンプ用品の大移動だ。蓄積してきた膨大なギアを、新居に搬入した。

部屋が広い。収納が多い。ガレージもある。

あの「棚3本でパンパン」だったトランクルーム時代が嘘のように、すべてのキャンプ用品が余裕をもって収まった。それどころか、まだスペースが余っている。危険な兆候だ。また増えるぞ、これは。

「一人一部屋」という発見

購入前は「キャンプ用品の保管場所」としか考えていなかったが、実際に住み始めると、それ以上の可能性が広がっていた。

新築一戸建ての部屋数を活かして、家族一人一人に一部屋ずつ割り当てることにした。それぞれの部屋に、各自が「捨てられないもの」「思い入れのあるもの」「リタイア後にゆっくり楽しみたいもの」を自由に置いている。

都内の自宅では「置く場所がない」「いい加減捨てないと」と言われ続けてきたものたちが、ここでは堂々と居場所を得ている。捨てなくていい。片付けなくていい。ただ、そこに置いておける。この精神的な安心感は、想像以上に大きい。

「断捨離」が流行りの昨今、逆に「捨てなくていい場所を確保する」というアプローチは最高の贅沢と言える。

焚き火と洗車の幸せ

庭での焚き火は、想像以上に良い。キャンプ場に行かなくても、自宅の庭で焚き火ができる。週末の夜、薪をくべながらウイスキーを飲む。火を眺めているだけで、平日のストレスが溶けていく。近隣の住宅でも、薪を焚べる匂いがするので、ご近所さんも同じようなことをやっているらしい。

洗車も気兼ねなくできる。都内の戸建て暮らしでは、ケルヒャーの高圧洗浄機なんか、うるさくて使えないが、今はケルヒャーしまくり。車好きにとっては本当にありがたい。

リモートワークの拠点としても

そしてもうひとつ、想定外の活用法が生まれた。リモートワークの拠点だ。

ネット環境さえ整えれば、都内の自宅と同じように仕事ができる。気分転換を兼ねて、時々こちらでリモートワークをしている。楽天モバイルの固定プランのSIMを据置型ルータに挿して、常時接続して使っている。窓の外に広がる景色は都内のマンションとはまるで違うし、仕事が終わればすぐに焚き火に切り替えられる。4Kプロジェクターで映画を見るのも楽しい。オンとオフの切り替えが物理的な距離で実現できるのは、精神衛生上も非常に良い。

想定外の副作用──キャンプに行かなくなった

そしてここで、ひとつ告白しなければならないことがある。

困ったことに、戸建てのセカンドハウスの居心地が良すぎて、もはやキャンプに行く気が失せた。これは完全に想定外だった。

そもそも、この家を買った原点は「キャンプ用品が多すぎて自宅が手狭」だった。キャンプのためにトランクルームを借り、キャンプのためにアパートを借り、キャンプのために家を買った。そのキャンプに行かなくなるとは、一体何のための3年間だったのか。

理由はシンプルで、庭で焚き火ができる、快適な風呂に入れる、広い部屋でくつろげる。キャンプで得られる体験の「良いとこ取り」が、すべて自宅で完結してしまうのだ。わざわざキャンプ場に行って、設営して、撤収して……という一連の労力をかけるモチベーションが、きれいに消失した。

最低限のキャンプギアだけ置いておいて、あとは処分しようかと思う今日この頃。キャンプ用品のために家を買ったのに、そのキャンプ用品を処分する。人生、本当に何がどうなるか分からない。

トランクルーム→アパート→新築の3年間コスト比較

トランクルームから新築一戸建てまでの3年間のコスト推移グラフ

トランクルームから新築一戸建てまでの3年間のコスト推移を整理しておきたい。

フェーズ期間月額コスト得られたもの
トランクルーム約1年1.5万円荷物置き場(のみ)
富士吉田アパート約1年5万円荷物置き場+別荘+キャンプ拠点
新築一戸建て現在進行中10万円以下荷物置き場+別荘+キャンプ拠点+焚き火+洗車+家族の空間+リモートワーク+将来の移住先

トランクルームの月1.5万円から、アパートの月5万円、そしてセカンドハウスローンへ。月額コストは上がっていったが、「得られるもの」の増え方がそれ以上に大きい。そしてアパートから新築一戸建てへの転換は、資産形成の観点も加わり、単なる「コスト」から「投資」へと性質が変わった。

賃貸は毎月のコストが消えていくだけだが、セカンドハウスローンは(金利分を除けば)資産の積み上げでもある。トランクルームや賃貸に払い続けるよりも、長期的には合理的な選択だったと言える。

もっとも、「トランクルーム借りたら家を買うことになった」と友人に話すと、全員が「意味が分からない」というリアクションだったことは付記しておく。

セカンドハウスから将来の移住計画へ

将来のリタイア後の移住先としての新築一戸建ての活用イメージ

この新築一戸建ては、将来の移住先としても視野に入れている。

リタイア後、都内の自宅に住み続ける必然性は、実はそこまで高くない。すでにリモートワークで時々こちらを使い始めていることもあり、「仕事場としても機能する」ことは実証済みだ。新居の周辺には生活に必要なインフラも一通り揃っている。

そして何より、今から少しずつ「移住後の暮らし」を試行できるのが大きい。週末や連休に実際にそこで過ごすことで、「本当にここで暮らせるか」を肌感覚で確認できる。どこのパン屋はおいしかったとか、どこのスーパーは品揃えが面白いとか、いろいろと試している。多くの移住失敗談は「住んでみたら想像と違った」というギャップに起因する。すでに拠点として使い始めている私には、そのリスクが大幅に軽減されている。

トランクルームを借りたことが、巡り巡って「リタイア後の住まい探し」まで繋がるとは。人生、何がどう転ぶか分からないものだ。

まとめ

3年間の住居・収納変遷の振り返り図

改めて振り返ると、この3年間の変遷はこうだ。

  1. キャンプ用品が増えすぎて自宅が手狭に → トランクルームを借りる
  2. トランクルームが1年でパンパンに → 安いアパートを借りる(富士吉田)
  3. アパート生活が快適すぎて「買いたい」欲が出る → 別荘物件を探す
  4. 別荘は古い・高い・熊が出る → 新築一戸建てに方針転換
  5. 新築が別荘より安くて設備は最新 → 購入
  6. 家族一人一部屋、焚き火も洗車もできる → 大満足
  7. 将来はここに移住する → 計画進行中

それぞれのフェーズで「待てよ?」と立ち止まっては次のステージに進んでいる。行き当たりばったりと言われればその通りだが、各段階で「今の課題は何か」「それを解決する最適な手段は何か」を考えた結果、自然とこの道筋にたどり着いた。

最も大きな学びは、「新築一戸建ては、別荘より安くて設備は良い」という事実だ。別荘物件に固執していたら、この発見はなかった。固定観念を捨てて選択肢を広げることの大切さを、身をもって学んだ3年間だった。

キャンプ用品が多すぎて家が手狭だという方。トランクルームを借りる前に、ぜひ一度「新築一戸建て」という選択肢も検討してみてほしい。もっとも、いきなりそこに飛ぶのはハードルが高いので、まずはトランクルームから始めるのが吉かもしれない。

最終的にどこに着地するかは、あなたの「待てよ?」次第だ。

補足 文中の画像は全て架空のイメージ画像であり、実物ではありません。

関連リンク

  • ストレージ王 ── 記事内で利用したトランクルームサービス。きれいでおすすめ。
  • ふもとっぱら ── キャンプの聖地。富士山を望む広大な草原フリーサイト。通称「テントの墓場」。毛無山から吹き下ろす突風の音が聞こえてくると、テントの内側でポールを両手で押さえて全力で抗うのがルーティーンのアドレナリン出まくりキャンプ場。
  • フォレストモール富士河口湖 ── マックスバリュ等が入る便利なショッピングモール。この辺で株主優待券が使える唯一の店。正直、惣菜は・・・。
  • 綿半スーパーセンター富士河口湖店 ── ホームセンターとスーパーが一体の便利な店舗。吉田に拠点が無くなった今でも割とよく行く、超超お気に入り店。店から出ても「エンジョイライフ、わ〜た〜はん、ホームエイド」という歌が脳裏からしばらく離れなくなるので要注意。
  • 河口湖ショッピングセンター ベル ── 河口湖ICから3分の大型ショッピングセンター。セルバもあるし、フードコートもある。
  • 手作りパン工房サンクルー── 吉田時代はほぼ毎回立ち寄っていたような。でも土曜日が定休日なので、最近行けていないので寂しい。旅の駅にも店がある。
  • BOOKS KATOH── 吉田で本屋といえばここ。このエリアでは貴重な大型書店。本屋好きにはたまらない良店。つい長居しちゃいます。カレーやラーメンも売ってるので、つい一緒に買ってしまう危険なホットスポット。

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