2025年12月 楽天モバイル株主優待の新ルール【2026年9月更新】

今回、いち楽天ユーザーとして反応せずにはいられなかったニュース。それが「楽天グループの株主優待変更」です。

スマートフォンで地図アプリを使用している様子

私自身、楽天の株主であり、かつ楽天モバイルのヘビーユーザーでもあります。今回は変更点の整理と、実際に複数回線を使っているユーザーとしての率直な所感をまとめます。

楽天株主優待の変更点:「一律1年」から「半年+継続判定」へ

楽天株主優待のイメージ

楽天グループは2025年12月、株主優待制度の内容変更を発表しました。これまで保有株数に応じて提供されていた「楽天モバイル」の音声+データ(月30GB)無料利用期間ですが、またルールが変わります。

公式発表の詳細は楽天グループのプレスリリースの通りですが、要点は以下の2点です。

変更の概要

  • これまで(第28期):権利日に株を持っていれば、一律で「1年間無料」
  • これから(第29期):
    • 基本:まず「6カ月間」を提供
    • 継続特典:翌年6月末時点でも株を保有していれば、「追加で6カ月間」を提供(合計1年)

つまり、「権利確定日だけ株を持つ人には半年分。半年後も株主でいてくれる人には、今まで通り1年分出す」という形です。

これまでは、12月末の権利確定日に株を持っていれば誰でも「月30GB×1年」という最強の通信費削減ツールが手に入りました。しかし、これからは「翌年6月までの継続保有」が条件に加わります。

優待目当てですぐに売却してしまう短期株主への対策でしょう。配当は2023年12月期から3期連続の無配(2025年12月期も0円)が続いており、モバイル事業への投資がかさむ楽天としては、「半年くらいは付き合って応援しろ」と言いたいのも分かります。

【重要】既存ユーザーも「申し込み」は必須

すでに株主優待SIM(第28期分など)を使っているユーザーとして気になるのが、「今のSIMはどうなるのか?」という点。

結論、「手続きをすれば、今のSIM(電話番号)をそのまま継続利用可能」です。

  • 自動更新ではない:放置すると期間終了で切れる。
  • 手続きが必要:第29期の申込受付は2026年5月15日16時59分で終了した(公式。期間は2026年3月11日〜同日)。
  • SIM交換は不要:手続きさえすれば、設定変更や再発行なしで期間が延長される。

「勝手に延長してくれ」とも思いますが、無料で使わせてもらう以上、文句は言えません。公式の申込受付は終了しています。

実際のところどうなのか? 3回線ユーザーのリアルな運用状況

楽天モバイルの電波状況を示すスマートフォン画面

ここからは公式情報の解説ではなく、いちユーザーとしての実感を書きます。
現在、以下の構成で楽天モバイルを運用中です。

  • 有料回線:2回線(メインスマホ用サブ回線、セカンドハウス用)
  • 株主優待(無料)回線:1回線(予備端末用)

合計3回線。どっぷり楽天経済圏に浸かっていますが、使い勝手はどうなのか? 忖度なしの実態は以下の通りです。

優待回線(無料)は「最高のお守り」

株主優待でもらえる回線は、日常使いのスマホの「セカンダリ回線(eSIM)」として設定し、普段はオフ、もしくは電波の悪い場所でのバックアップとして使っています。

これに関しては、「無料なら喜んで継続利用する」の一言に尽きます。

仕事柄、地方出張やビルの奥まった会議室へ行くことが多いのですが、メイン回線(他社)が急に弱くなるスポットがあります。そんな時、楽天モバイルに切り替えると意外と繋がることがある。この「保険」が無料で持てるのは、精神衛生上かなり良いです。

月30GBあればテザリングも気兼ねなくできるし、動画視聴も余裕。これが株を持っているだけで降ってくるなら、多少条件が変わろうが文句はありません。

ただし、品質には「割り切り」が必要

一方で、手放しで褒められるかというと別の話。
はっきり言って、回線品質はお世辞にも良いとは言えません。

よくあるのが、「アンテナは立っているのに通信が詰まる」現象。アンテナピクトは最強なのに、Webサイトの読み込みが始まらない、SNSの画像が出ない、ということが散見されます。

おそらく割り当てられたDNSサーバが不安定なのか、名前解決に時間がかかっているような挙動です。機内モードON/OFFで直ることもありますが、急いでいる時にこれをやるのはストレスです。

なので、この回線を「仕事のメイン回線」にするには、まだ信頼性が足りません。

セカンドハウスでの冷や汗エピソード

もう一つ、有料契約している「セカンドハウスのメイン回線」の話もしておきます。

セカンドハウスには固定回線を引かず、楽天モバイルのホームルーター運用でネット環境を構築しています。留守中はセキュリティカメラを設置して遠隔監視しているのですが、これが時々トラブルの種になります。

「カメラがオフラインになりました」

平日の昼間、仕事中にこの通知が来るとかなり焦ります。単なる瞬断ならいいのですが、完全に繋がらなくなったまま戻らないことがあるからです。

「泥棒か? それともルーターの熱暴走か?」

気が気ではなくなり、結局平日の夜に車を飛ばして現地まで様子を見に行く……ということが、過去に何度かありました。行ってみれば、単に楽天モバイルの電波を見失っていただけ。再起動したら即復帰、というオチです。

この「突然の不通による強制ドライブ」は、楽天モバイルユーザーならではの洗礼と言えるでしょう。

それでも使い続ける理由

セカンドハウスの室内から見た窓

「文句があるなら解約すれば?」と思うかもしれませんが、それでも使い続ける理由は明確です。

「固定費用で、データ無制限(または30GB無料)だから」

これに尽きます。セカンドハウスでどれだけNetflixを見ようが、PCのアップデートをしようが、料金は青天井にならず一定額。このコストパフォーマンスは、多少の回線トラブルを補って余りあるメリットです。

株主優待に関しても、ちゃんと保有していれば1年間30GBタダで使えるというのは、現代の生活コスト削減において最強クラスの還元です。

まとめ:真の株主力が試されるとき

今回の変更は、優待目当ての短期勢にとっては改悪でしょう。しかし、私のように「品質に文句を言いながらも、そのコスパの良さから離れられない」ユーザー兼株主にとっては、普通に持ち続けていればこれまで通り。大きな影響はありません。

品質については、プラチナバンドの本格展開などで今後改善されることを願いつつ、今は「繋がればラッキー、繋がらなくても無料(または定額)」という広い心で付き合っていくのが、楽天モバイルとの正しい距離感だと思っています。


参考・引用元


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